薬剤師国家試験対策で僕が行っていた勉強法その1
薬剤師国家試験の勉強
こんにちは。マルオです。
来年の薬剤師国家試験を受験される方は、今まさに勉強されている真っ最中だと思いますが、調子はどうでしょうか。
僕が薬剤師国家試験を受けたのは数年前になりますが、当時のこの時期となるとそろそろ本気で勉強しないとヤバいなくらいに思っていたような気がします。
もしかすると、模試の点数がなかなか上がらなかったり、どう勉強すれば良いのかわからないという方もいるかもしれません。
というか、当時の僕がそうでした(笑)
実際自分の勉強方法の型が出来上がっていないと、勉強した分を点数に繋げるのはなかなか難しいのではないかと思います。
なので、当時僕がやっていた勉強方法などを書いてみようと思います。
ただし、この勉強方法が正しいのかどうかはわからないので、こんな感じで勉強してた人もいるんだなくらいでご覧いただければと思います。
まずは自分の勉強方法の型をつくる
僕の大学では、薬剤師国家試験対策の教材として薬学ゼミナールの青本という解説と問題が交互になっているテキストと、過去問集である回数別既出問題集、領域別既出問題集を使用していました。
そして僕の場合、まず回数別既出問題集で過去3~4年分程度の過去問を解き、その後領域別既出問題集だけをひたすら解いていました。
しかし、結論から言うとそれは失敗でした。
模試の点数はまったく伸びず、正直最初の頃とほとんど変わっていなかったと思います。
なぜなら、基礎知識がない状態でいくら過去問集を解いて解説を見ても理解力が足りず、身につかなかったからだと思います。
とにかく問題に慣れることが良いと思ってやっていたのですが、科目ごとの全体像もわからない状態でいくら問題を解いても、頭に整理してインプットすることは難しかったのでしょう。
さすがにこのままではヤバいと思い、夏~秋頃から勉強法を変えることにしました。
まず領域別既出問題集は完全に捨て、青本に特化して勉強することにしました。
青本は単元ごとに、教科書的な解説、一問一答形式の確認問題、過去問なども入った練習問題の大きく3つに分かれており、それを利用しました。
まず一問一答形式の確認問題を解いて、どの辺の内容が問題になっているのか確認します。確認問題の解説で重要そうなところには、マーカーをします。
次に教科書的な解説に、確認問題で出題されていた部分を中心にマーカーや書き込みをしていき、知識をインプットします。このとき、確認問題で触れられていなかった部分や、重要そうでないところはあまり目を通していませんでした。
知識をインプットしたら再度確認問題を解き、知識の漏れがないかどうか確認します。これにより、最初に確認問題を見たときに比べてどれだけわかるようになったかが判断できます。
最後に過去問なども入った練習問題を解き、アウトプットします。足りていない知識があれば、教科書的な解説に戻ってチェックしておきます。
これを1つの単元ごとの1クールとし、これを繰り返して進めていきました。
また、大学の講義で予備校の先生の授業があり、その中で教科書的な解説の部分を先生が解説してくれるときもありました。その場合は授業中にマーカーや書き込みをしたことだけをインプットした状態で確認問題と練習問題を解いていました。
ただ、全範囲を予備校の先生の講義で賄われてはいなかったので、講義がなかった範囲は先ほどの自分のやり方で勉強していました。
ひたすらインプットとアウトプットを繰り返す方法に切り替えたことで、試験問題を解く力がだんだんと身についていきました。
おそらく、問題だけや教科書的な解説だけで勉強してしまうと、いざ試験問題を解くときに使える知識は身につきにくいのではないかと思います。
僕の友達は、僕とは逆に最初教科書的な解説だけをひたすら読んでいたらしいのですが、なかなか模試の点数は伸びていませんでした。
しかしその友達も問題を解くようにしてから、点数が伸びるようになりました。
よって、教科書的な解説と問題とを繰り返すのが良いと思いました。
僕の場合教科書的な解説は、範囲が膨大すぎるせいで端から端まで読んでいる時間はなかったので、必要そうなところに絞って勉強していました。
情報は一つにまとめる
予備校の先生の講義の時はもちろん、大学の講義のときも基本的にはノートを作らず、講義内容は全て青本の教科書的な解説にマーカーや書き込みをしていました。
模試を受けた後のやり直しの際にも、模試の解説の内容を教科書的な解説にマーカーや書き込みをしました。
とにかくただでさえ膨大な試験範囲なので、勉強する情報が分散しているとどこに何が書いてあるのか探すだけでも面倒になってしまいます。
よって、情報を一つにまとめておくことは勉強を進めていく上でかなり重要だったと思います。
その2に続きます
書いていると意外と長くなってきたので、続きはその2で書きたいと思います。
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